未練じゃなくて回想
むかし付き合っていた男性が作った曲を聴いて、ふと過去の恋愛を振り返ってみる。
ミュージシャンとしての彼が好きだったことと
男としての彼が好きだったことは
私のなかでなんの矛盾もなく両立しているんだけど
彼はそうは思ってくれていなかったんだろうな。
それに、もうどれが本当かもわからない。
終わったあともライブに行って、曲を聴いて
必要以上にこじらせて苦しんだ結果、
もういーかな。となった。
もう、この人の音楽が、なくてもいいや。
と思って、聴かなくなって、ライブも行かなくなった。
で、1周まわって、気づいた。
私やっぱり彼の作る音楽が一番好きだ。
これに気付いたときの絶望感は、いままで経験したことがないものでした。